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【在宅ワークに関する意識・実態調査】在宅ワークを継続できる条件とは?

報道関係者各位
プレスリリース

【在宅ワークに関する意識・実態調査】在宅ワークを継続できる条件とは?
年収は低いが、勤務時間も短くプライベート優先。「7割」以上が既婚。
仕事の受注先は、経験者ほどクラウドソーシングより仲介機関、直接受注へ推移

育児や家事、仕事を両立しながら働くことができる「在宅ワーク」は、名称は浸透してきましたが、仕事の始め方、継続方法、仕事環境、セキュリティ環境など、詳細については浸透しきれていません。
そのため、悪徳内職商法にだまされてしまったり、必要外な先行投資を行ってしまったりと、トラブルも多くなっています。

そこで、在宅ワーカーを支援する特定非営利活動法人フラウネッツ(東京都港区 理事長:宮田志保)では、在宅ワークを始めたい方・現役在宅ワーカーが今後の在宅ワーク活動を継続するための一助とし、また、情報・支援提供者にとってターゲットイメージおよび情報・支援活動のあり方のヒントとなる情報提供を行うため、現役在宅ワーカー132名に「在宅ワークに関する意識・実態調査」を行いました。
詳細アドレス 「在宅ワークに関する意識・実態調査」報告書
※本事業は「平成27 年度港区立男女平等参画センター リーブラ助成事業」として実施

<有効回答数>
○未経験者(在宅ワークを始めたいが未経験) 10名
○初心者(在宅ワーク歴3年未満;平均1.4年) 37名
○経験者(在宅ワーク歴3年以上;平均9.1年) 85名
計 132名※在宅ワーク歴は、初めての受注成立時より起算

■未既婚など:7割以上が既婚

■現在の税込み年収:初心者の半数近くは20万円未満、経験者はばらつきがある

現在の税込み年収は、全体でみると平均118.8万円で、50万円未満が半数近くを占めています。
層別にみると、初心者の半数近くは20万円未満で、100万円以上の人は2割程度でした。
これに対して経験者にはばらつきがみられ、20万円未満の人が2割弱程度いますが、一方で2割程度の人は300万円以上の年収を得ています。各層の平均税込み年収は、初心者が59.7万円、経験者が144.5万円でした。

■現在、仕事受注時の1日当たり平均就業時間:平均では初心者4.2時間、経験者5.9時間
現在、仕事受注時の1日当たり就業時間は、全体でみると平均5.4時間でした。層別にみると、初心者の半数近くは1日3時間以下で、4時間以下が7割を占めます。
これに対して経験者の就業時間にはばらつきがみられ、1日4時間以下という回答が約35%ありましたが、8時間以上就業している人たちも3割近くいます。各層の平均就業時間は、初心者が4.2時間、経験者が5.9時間でした。

■今後希望する1日当たり平均就業時間: 1日5、6時間が最多時間
今後希望する1日当たり就業時間は、全体でみると平均5.5時間で、1日5、6時間程度を希望する人が5割近くでした。
層別にみると、初心者は1日5時間以下が6割強を占め、経験者は1日6時間以上が半数を超えています。各層の希望平均就業時間は、初心者が5.2時間、経験者が5.6時間でした。

■現在の在宅ワーク受注経路:初心者は「仲介機関経由」、経験者は「直接受注」が最も多い
現在の受注経路は、全体では「直接受注」(55.7%)、それに次いで「仲介機関経由」(45.9%)が上位に挙げられています。層別にみると、初心者では「仲介機関経由」(59.5%)、経験者では「直接受注」(65.9%)が最も多く挙げられています。

■今後、増やしていきたい受注経路:初心者、経験者とも「直接受注」がトップ
今後増やしていきたい受注経路は、全体では「直接受注」(56.6%)が圧倒的に多く、6割近くを占めています。層別には、いずれの層でも「直接受注」が多く挙げられています。初心者と経験者を比較すると、初心者では「仲介機関経由」(27.0%)、経験者では「直接受注」(61.2%)が多く挙げられています。


■在宅ワーク継続意向:初心者、経験者とも在宅ワーク継続意向のある人が圧倒的多数
在宅ワークの継続意向のある人は、全体でみると84.8%でした。層別にみると、いずれの層でも継続意向のある人が圧倒的多数ですが、初心者では「できれば企業に就職したい」(14.9%)、「できれば仕事をやめたい」(2.1%)という意向の人も見受けられます。

■在宅ワークの仕事獲得、継続に対する悩み・不安
「期待する年収が得られない」ことが最大の悩み。初心者の悩みや不安は多岐にわたり、
経験者は「仕事とプライベートの両立が難しい」と感じている
仕事の獲得、継続に関する悩みや不安は、全体では「期待する年収が得られない」(53.0%)、「仕事の探し方、増やし方が分からない」(38.6%)「受注件数が伸びない」(30.3%)が上位に挙げられています。いずれの層も「期待する年収が得られない」が多く挙げられていますが、初心者は「仕事の探し方、増やし方が分からない」(48.6%)、「自分のスキルに自信がない」(34.0%)をはじめとして、経験者と比較して多くの悩みや不安を抱えています。これに対して経験者は「仕事とプライベートの両立が難しい」(32.9%)と回答した人が初心者と比べて多くみられました。

ほか、以下についても調査を行っています。
在宅ワークを始める前の職種
請けている仕事のジャンル
現在の仕事場、仕事の形態、専業か副業か、
在宅ワークを始めたきっかけ
在宅ワークのメリット・デメリット
仕事の獲得、継続のために必要な知識・技術、その入手方法
知識・技術を入手するために、今後活用したい方法
求める情報提供や支援サービス
詳細アドレス 「在宅ワークに関する意識・実態調査」報告書

特定非営利活動法人フラウネッツ
代表者:理事長 宮田志保
所在地:東京都港区南青山3-6-7-302
事業内容:在宅就業支援
設立:2003年9月22日
連絡先:電話03-3478-0372 メール npo@fraunetz.com
URL:https://www.fraunetz.com/

お問い合わせ
電話03-3478-0372
メール npo@fraunetz.com

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